Re:無理にアクセスアップを狙わない日記の書き方10ポイント

http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20101116/1289888881
前々エントリでも書いたとおり、日記でも書いてみようかと思ってはてなidを取ったのに、結局脇道にそれて全く書いてない人間がレスしてみますよ。

1.ブログタイトルが読めない

意味や由来がわかりやすく、一見して平易な字面のブログタイトルの方が印象に残りづらく、検索やらはてブやら画面でも目立ちにくいと思いますけど?

ちょっと毛色が違いますが、『つれづれなるままに…』みたいなタイトルを安易につけると、他の日記と見分けがつかなくて覚えてもらいにくい

と、zaikabouさんご自身も仰っているように。
その点、「懶惰」とか、字面的にも適度にフックになり覚えられやすい(読み方を検索したりすればなおさら覚えちゃいますよね)、上手な(←「無理にアクセスアップを狙わない」という本来の目的に照らしていうと、あまり褒めてませんけどw)文字遣いなんじゃないでしょうか。
ところで、ブログタイトルの由来にかんするうんちくでエントリ一本書けるくらい、というのは羨ましい限りで、私のこのブログタイトルなんて、せいぜいリアル友人のid:stakiくらいにしかわからない内輪の事情に由来しているので、どうにも語りようがありません。

2.記事が無駄に長くだらだらしている

個人的には、前置きでどうでもいいうんちくとか言い訳とか近況報告とか時候の挨拶とかが開陳されていた方が好きなタイプなのでなんとも。
なに、ブログエントリの長さなんて大したもんじゃないですし…

3.ブログのテーマを絞らない
ブログには、大抵、はっきりとしたテーマがあるものです。主に政治経済について語る、ライフハックデジタルガジェット、美容やエステダイエット、旅行記、グルメ、アート…。

私もそう思った日が昔ありました…(というか、思っているうちに安易な道に流れ…という次第。)

私のブログは何しろ、日々起きたことをそのまんま記録するために書いています

これ自体がものすごく「テーマ」だと思うんですけど、どうでしょうか。
日々起きたことをそのまんま記録するブログを書くためには、日々起きたことをそのまま書いてもブログになるような生活を送らなければならない(いや、勤務先のこととか、書いてないこともあるでしょうけど、それにしても)。ある意味ものすごくストイックなことなのではないかと思います。そういう生活を送り、それを書くこと自体が「テーマ」となっているのではないかと。
ところで

RSSの登録数が少ない。アクセスアップ的には、大変なマイナスとなります。

これですが、

ブログ 日毎に敵と懶惰に戦う
購読者: 134 (先月比 -2)
はてなダイアリーで917 位 / 94016 人 (上位 0.98 %以内)
部門別ランキング art / アート (19 位) 旅行 / travel (22 位) photo / 写真 (54 位) 図書館 (ランクイン候補)
http://tophatenar.com/view/zaikabou

これって、少ないんですかね?
ブクマ数のランキングの方が上(同一時点で207位)ですけど、それははてなムラビト効果ということで。

4.記事のテーマを絞らず、タイトルを工夫しない

この辺は、意図的にやっているのでしょうから、うまくいってますね、と。
あと、以前はzaikabouさんのダイアリは確か「日記モード」で、個別エントリをそのままブクマするとタイトルが「20XX-XX-XX - 日毎に敵と懶惰に戦う」となり、はてブで目立ちづらいという効果が生じていたような気がするのですが、これも意図的?というのは、勘繰りすぎというものでしょうか。

5.とりあえず毎日書く。過去日付でも書く

起床、出勤、午後から出掛けて茅場町…じゃなかった、有明へ。打ち合わせ。そのまま帰宅。以前、山下公園であったインドなお祭りで購入したレトルトカレーを食べた。ベジタリアン用の。美味しかったです。

このように、日々何かしらブログの材料になるような行動をしている(意図的ではないにせよ。ブログに書かないことにしている行動だけで終わる日がないということでもある)ことが、「日々起きたことをそのまま書いてもブログになるような生活」というものではないかと。

6.文字ばかりで読みにくい
ここまでがんばって読んだ方、さぞかしお疲れのことでしょう。

そうでもないです。レスをつけるのは疲れてきましたが。

文字ばかりの記事は、よっぽど面白い内容で疾走感のある記事でもなければ、しっかり読まれることはありません。

「しっかり読まれない」というのが、長いゆえにタイトルだけで脊髄反射されたり、エントリを読まずに他のブコメだけを読んで反応されたりという意味であれば、そうかもしれません。あと、「長くて読めない」とか「○○まで読んだ」とか、「ひらがななので読む気がしない」とか、そういうブコメばかりが並んだりとか。
しかし、そうしたエントリにせよ

賛同者と反対者がブクマページで罵り合いをはじめてくれて、どんどんアクセスが集まる素敵な記事

にせよ、アクセスだけは集まっているわけで、文字ばかりで文章が長くて…というのだけでは、「アクセスを集めないための対策」としては十分ではない気もします。

7.前置きが長く、途中で息切れする

2に同じです。
「(書く方が)途中で息切れする」についてですが、普通のブログであれば息切れしたところまでで(1)として、後日(2)に続く!とすればいいんでしょうけど、日記であることにこだわるとそれが難しいというのがあるんでしょうか。

ちなみにこの記事も、そろそろ疲れてきたことをお伝えしておきます。『村の鍛冶屋』について詳しく紹介している場合じゃなかった!

私も疲れてきました!

8.誤字脱字が多い、体裁を考えない

誤字脱字がある文章の方がむしろ好きなんで(ry

写真が横になったまま放置されたり

写真を取り込んだ後回転させたりなんだり、アップするまでに必要な処理って想像するだに面倒なので、そういう状態でアップしてもいいんだ!というのが広まった方がハードルが下がって嬉しい人もいるんじゃないかと思います。
なのでこの際、横になったまま放置されてるエントリのURLを是非。

9.何事も中途半端、ブログの全体構造が分かりにくい

[自転車]記事一覧 - 日毎に敵と懶惰に戦う
で表示される記事は、自転車関係の記事のごく一部。めんどくさくなって、タグつけて無いことが多いんですよ…。
[巨大建築]記事一覧 - 日毎に敵と懶惰に戦う
『巨大建築』関係の記事が一つしかない!これなら、タグつけるのやめたほうがナンボかマシです。中途半端なことをしているせいで、ブログ全体の構成を見通すことができず、読む気が失せます。

自分も同じ理由で、自分のはてブを読み返す気が失せて幾星霜…

10.結局何が言いたいのかよくわからず、肝心のことが書いていない
ここまで書くとただのネガティブな懺悔になってしまっていますが、続けるぞ。

自虐は自他ともに大好きなんで(ry

単純に、文章が下手で読みにくい、内容がつまらない、写真が下手だからアクセスが集まらないのでないか
そういう根本に目をつむりつつ、この文章も終わるのでした…

きれいな自虐オチを決めてくださりありがとうございました。