Re:はてブ引退にあたって、はてなスターを稼ぐ方法全部書く

はてなハイクに書き込んだのだが、今日でサービス終了なので単純コピペで転載しておく(これより前のハイク書き込みログは一応保存した)。トラバとかIDトラバとか飛んじゃいそうだけど知らない。

http://kido-ari.hatenablog.com/entry/2019/03/07/172525
↑標題のこれについて。

増田に対するブコメに限らず、はてブ全般でブコメに☆をたくさんもらう方法についてのエントリとして読んだ。
正直、増田と増田以外でブコメの書き方を変えたりもしていないし、増田のトップページや新着ブクマに張り付くようなこともしていないので。

> ◎過激な政治的コメント
> 政治関係のエントリに、左右どちらかの極端なコメントをすると、スターがもらいやすい。 
> どちらかというと、左寄りのほうがスターをもらいやすそうだが、右寄りも、はてなでは少数派な分、スターが集中しやすいというメリットがありそうだ。
> 過激になればなるほど、まともな人からは非表示にされやすいので、この道に一度入ってしまったが最後、後戻りはできないであろう。
> 私は、この手段はとっていなかったので、詳しくは知らない。

私のことをこれだと思っている人が多いだろう。
しかし、そもそも私の思想は過激なものではない(むしろ左翼の人達の中にいたら、「日和見主義者」として石礫が降ってくるようなレベル)し、その時の話題に合わせて、起こっている事象とか、ブコメ欄の空気よりやや「左寄り」の見解を対置しているだけのことがほとんどである。
そういう訳で、自分ではさっぱり過激さが足りないと思っているのだが、私のブコメのここが過激だと思う人は例を教えて欲しい。参考にします。

それにしても、最近のはてブだと右寄りの人の方が多くない?人気ブコメ10件全部とか、ほとんどを右なブコメが占めているブコメ欄とか結構見るけど?

> ◎スターください・スターこわい
> ストレートに「スターください」と書く。 もしくは、「まんじゅうこわい」的に「スターこわい」と書く。 
> いわゆる「スター配布会場」となったブコメ欄において、容易にスターが大量にもらえる方法である。
> 「誕生日なのでスターください」、「付いたスターの数だけ〇〇する」などの派生版もある。 
> あまりにも簡単なので、私はほとんどやっていない。 

私も多分やったことはない。
ただ、スター配布会場となっているブコメ欄にそれと知りつつブコメしたことはあるので、厳しく見ればそれが「スターください」行為に該当するかもしれない。

> ◎印象的な一文や結論部分を引用する
> これでスターをもらいすぎると、他人のふんどし感があって、ちょっと居心地が悪い。
> 例:「自由に書くのがおれのインターネットだ。」ここ好き(図書館で借りたあと買いなおした絵本5選)

これはよくやる。最近は無言ブクマや一言ブクマが大半を占める私のブクマだが、ガッツリコメントしていた時代は半分ぐらいが引用中心のコメントだったのではないか。
完全に引用だけのブコメで☆がもらえたり、あまつさえ人気ブコメ入りすることもある。そういうときは、引用が的確だったのだろうと思うので居心地悪さはない。

> ◎的確で真面目なコメントを書く

何だかんだで、これで☆がもらえたり人気ブコメ入りしたりした(と自分から見て思える)パターンが一番うれしいと言えよう。

> ◎お気に入られを増やす
> 獲得スターの数は、①当該コメントを1人のはてなーが見たときにスターを押す確率 × ②当該コメントを見たはてなーの数 になる。
> 面白いコメントをすれば、①が上がる一方で、お気に入られを増やせば②の数を上げることができる。
> (しかも、お気に入りにしてくれる人とは、センスが似ており、スターを押してくれる可能性も、はてなー一般よりは高い場合がある。)
> お気に入られを増やす方法?
> えーっと、スターがもらえるような面白いコメントを書き続けるとか…。

おっしゃる通りの理由でこれは有効だし、正直今私がもらっている☆の大部分がお気に入り経由(つまり常連が大半)だと思う(数値的な検証は面倒なのでしない)。
お気に入られは(著名人を除けば)活動期間の長さやブコメ頻度(特に、人気ブコメ頻度)の高さに比例して単調増加する(経験上)はず。(ただし、お気にいられに占めるアクティブユーザの割合は長くやっていればいるほど減少するが。)

ただ、最近人気ブコメ欄で多量の☆を集めている(「過激な政治的コメント」などで悪目立ちしている)人のブクマページに行くと、それなりの活動期間やブクマ件数があるようなのにお気に入られは10~30くらい、というケースを割とよく見かける。
ホテントリや人気ブコメ欄を中心にしたブコメチェックが定着してきて、お気に入り中心にブクマやブコメを見る人が増えなくなっているのかもしれない。
つまり、私が経験上思っているほど、またkido-ariさんの理論ほど、お気にいられは☆獲得に効果を発揮していないのが現状なのかもしれない。

> ◎早く書く
> よく言われることだが、早期にコメントした方が圧倒的に有利である。
> たくさんブクマがついている場合、全てのコメントを読まずに人気コメントだけ読む人も多いだろう。
> 早期にコメントして人気コメントになったブコメに対し、あとから巻き返すのは簡単ではない。
> また、定番ネタは早い者勝ち的な側面もある。
> ただし、定番ネタを素早くコメントする行為と、あとから人気コメントを上回るべくネタを練る行為とは、100m走とマラソンとの関係に似ている。
> 必要な能力の一部は共通しているが、どちらにも、それぞれ別の楽しみがあるのだ。

私に関していえば、昔id:anotherさんに「スローブックマーカー」と名付けられて以来、ブクマするのが一貫して遅い(大体、あらかたのブクマやブコメが集まってからブコメする)。大昔「Hatebu Friends」という、自分より早くブクマすることが多いユーザ、自分の後でブクマすることが多いユーザを一覧にしてくれるWebサービスがあったのだが、その頃、私より遅いのはid:zu2さんぐらいだった。

それでも、以前のはてブであれば新しい(遅い)ブコメから上に表示されるので、インパクトのあるブコメを書けば遅いブコメもそれなりに目立つことができ、☆が伸びることも少なくなく、また自分のブコメをきっかけにブコメの流れが変わることも「稀によくある」程度にはあった。
人気ブコメ欄ができてからはこうした形勢逆転は相当ハードルが高くなったのではないか。ただ、それでも遅くつけたブコメで人気ブコメ欄に割って入ることがたまにはあり、そういうときは「真面目なブコメで☆をもらった」「的確な引用で☆をもらった」の次ぐらいにはうれしい。

> ◎短くする
> ダラダラ書くよりは短い方が良い。
> 面白さは足し算にならないのだから、不思議なものだ。
> おああーーーっや俺だった!は長文?
> それらは天才の所業であって、凡人は真似してはいけない。

近年は無言ブクマがほとんどなことに表れているようにやる気がないので、一言で済ませるブコメも増えている。実際、(特に次項の早いタイミングでのブクマのケースなど)☆は短いブコメの方がつきやすいと思う。100字みっちり書いた場合、そこに有益な情報が含まれているケースも増える一方、賛同できない部分も増えるはずなので当然だろう。
(と、このコメントは短くしようと思ったのに結局ダラダラ書いた。)

> ◎ダジャレを書く
> みんな大好きダジャレブコメ
> ダジャレは誰も傷つけない。
> できるだけ、元記事の内容に関連し、かつ、新規性のあるものが望ましい。
> 単純に元記事の文中に出てくる単語でダジャレを作るよりも、少し捻った方が良い。
> 単純なダジャレでは早い者勝ちになってしまうおそれもあるし、捻った方が少し高尚に聞こえる(気がする)。
> 捻り方としては、言い換える、上位の概念を使う、外国語にする、などがある。

具体例に面白いのが多かったけど引用省略。
地口や駄洒落のセンスがないのは自分でよくわかっているので(ツイッターなどのような脊髄反射的・刹那的なメディアではたまにやるが)ブコメではほとんどやったことない筈。

> ◎謎かけ・「AとA'の違い」などの言葉遊びをする
> ダジャレに限らず、はてなーには言葉遊びが好きな人も多い。
> 年齢層が高めだから、というのもあるかもしれないが、言葉に関する増田のブクマが伸びやすいあたり、言葉の妙みたいなものが好きな人が多いのかもしれない。
> 完全一致なら謎かけ、部分一致ならダジャレ、韻を踏んでいるだけならAとA'の違いができる。

具体例引用省略。
これも私はセンスがないのでやっていない。
センスがないなら磨けばいいじゃないかと思う人も多いだろうが、苦手を回避することで40ウン年生きてきた人間だもんで。

> ◎逆にする
> ◎世にも奇妙な物語みたいにする
> ◎考えオチにする
> ◎乗っかる
> ◎拡張・応用・敷衍する

この辺、笑いのネタ出し手法講座のようになっていて興味深いが、私の場合、どれもそれほど意識してやったことはない。これで☆が伸びたこともあまりない。
まぁ、言葉遊びに限らず笑いのセンスや素養自体がないことが改めてよくわかった。

> ◎あまのじゃくになる
> 増田が疑問を呈しているような行為をあえてする。
> 特に増田の態度が悪いか、強めのときは効果的である。
> 場合によっては、単なる嫌がらせになってしまうので、要注意。
> 例:"分から""ないのか""?""やつ""ら""が""ブコメ""引用""星""人""なの""だ"(ブコメにただ本文の一部を引用してる人って何なの?)
> このたびは、貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。お客様のご意見につきましては、今後の課題として検討させていただきます。今後とも弊社をご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。(思考停止したマニュアル通りの接客、やめろ)

これは笑いを取りにいくというより揶揄や皮肉のたぐいとして、たまにやっていると思う。
# この書き込み全体に言えるのだが、自分の過去ブコメを探索することもせず印象論だけでやっているので、読んだ人は「kyo_juのブコメでこういう具体例があった」というのをお調べいただけると有難い(他力本願)

> ◎懐かしいネタを書く
> 年齢層が高いともいわれるはてな
> 少し古めのネタはウケが良い。

古いネタを書くことはあるけど、自分の趣味的に「古くてポピュラリティがあるネタ」ではなく「古くてややマニアックなネタ」(例;谷山浩子とか、小山田いくとか、時代は飛ぶがココロ図書館とか)であることが多いので、☆を多くもらえた記憶はない。
ただ、意外な人から☆をもらえて「繋がった…!」感が生まれたことはある。

> ◎アイコンを利用する

私の場合、「マンガの好きなキャラクター(のはてなユーザによる二次創作絵)」で「ID名とのダブルミーニング」ということもあり、ネタとして使うことを意識したものではないのでこれをやったことはほぼないのでは。
「こんなID名なので」も使える場面が少ない。

> ◎非リア充的コメントをする
> 共感なのか憐憫なのか、非リア的ブコメはウケやすい。
> 自分を偽る必要はないが、自分の中の非リア的部分を全面に出すのだ。
> 逆に、光属性全開のブコメで、闇属性たちを滅ぼしにかかる方法もある。

ネタを意識しなくても、自分語りをすると非リア的になるので、特に昔になればなるほどこのパターンのブコメは多かったと思う。逆に最近は少ない筈。
なぜ減ったかといえば、「はてサ」ウォッチャーやその他私をpublic enemy的にあげつらいがちな連中に餌を与えたくないという意識が働くのと、Twitterなどで連続的に自分語りネタをしたときにエアリプその他で辛辣な反応をもらったことが何度かあり、無意識にブレーキが働くようになったのがあると思う。
思うように自己憐憫的な自分語りを晒す場がないことは自分にとっては結構ストレスなので、何かで爆発したり、心を病んだりする原因になりはしないか自分で心配している。

> ◎才能で殴る
> 私は、どちらかというと、理詰めやパターン、同音異義語の総当たり的にブコメを考えているが、才能がある人なら、才能のままに書くだけで良い。
> 「おああーーーっ」や「俺だった!」はきっとそうだし、ディスコミュニケーション妖怪やカーブミラーもその類に見える。
> 現実は非情である。

上に挙がっている「ダジャレ」以下「拡張・応用・敷衍」までのネタ系については、才能なのか努力で磨き上げたのか、傍目からはわからない。

ただ、才能と努力以外の第三要素として「芸風で殴る」というのはあると思う。このネタならこの人がこうブコメしてくるだろう…と思っていたところに(召喚までされているケースもあるが)やっぱりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!となるパターンは☆を稼ぎやすいだろう。私のブコメも、別にネタを意識していなくても芸風で殴っている面はなきにしもあらずだと思う。

> ◎よく分からないことを書く

こういう「電波を受信」系のネタを書くのにははてなハイクが向いていると思っていたのだが、寂れてしまい閉鎖へと至ったのは残念である。

以上、はてなハイクに話が繋がったところで締める。